海水の遡上を防ぐため、由良川に張られた防潮幕(舞鶴市桑飼上)

海水の遡上を防ぐため、由良川に張られた防潮幕(舞鶴市桑飼上)

舞鶴市

舞鶴市

 京都府舞鶴市は28日、上水道の水源の由良川に、海水遡上(そじょう)を防ぐ防潮幕を設置した。取水時の塩分濃度上昇を抑える狙い。空梅雨が影響して例年より早い設置で6月中は2005年以来という。

 市は由良川河口から17・2キロ上流の二箇取水場(福知山市大江町)で水道水を取っているが、降雨量が少ないと河川水量が減って海水が遡上する。

 今年は塩分濃度が上昇し、5月下旬からさらに2・5キロ上流の補助取水場で取水。濃度が基準を超える恐れがあり、二箇取水場から下流370メートルに防潮幕(長さ約100メートル、深さ2~3メートル)を川幅いっぱいに張った。

 舞鶴市水道整備課は「雨が見込めず、終了時期は未定」としている。昨年の設置は10月14日から42日間、一昨年は8月24日からの141日間だった。