国道1号バイパスの早期整備を要望する期成同盟会のメンバーら(大阪市中央区・近畿地方整備局)

国道1号バイパスの早期整備を要望する期成同盟会のメンバーら(大阪市中央区・近畿地方整備局)

 滋賀・京都間の新しい国道1号バイパス整備を目指し、関係自治体の首長らでつくる建設促進期成同盟会(会長・三日月大造滋賀県知事)が21日、国土交通省近畿地方整備局に早期整備や財源確保に向けた新制度創設などを要望した。

 滋賀-京都間の国道1号は2車線区間があり、慢性的な渋滞が発生している。豪雨による土砂災害や積雪などで度々通行止めとなっており、両府県や京都市など沿線市町は昨年、同盟会を結成し、国への要望を強化。国交省も昨年度、府県境での1号バイパス整備に向け、課題や整備効果などの調査を開始した。

 大阪市中央区の同局を訪れた三日月知事は「国の調査結果を踏まえ、早く次の段階に進めてほしい」と強調。地域ニーズの高い道路整備を進めるために既存の枠組みと別に財源を確保できる仕組みや、将来の道路整備を見据えた同局の体制強化も求めた。

 井上智夫局長は「国道1号は渋滞は解消されず、経済、災害時対応にも支障が出ており、手を打たなければいけない。財源の問題もあるが、同じ方向を向き進めていきたい」と述べた。