忍者姿で応対するスタッフ(京都市下京区・関西ツーリストインフォメーションセンター京都)

忍者姿で応対するスタッフ(京都市下京区・関西ツーリストインフォメーションセンター京都)

 訪日外国人観光客が集中する京都から「すぐそこ」の近さにある滋賀県に足を延ばしてもらおうと、県の誘客プロジェクト「そこ滋賀」が13日、京都市下京区の関西ツーリストインフォメーションセンター京都で始まった。初日はスタッフが甲賀流忍者の衣装で観光客を出迎えた。

  京都の外国人観光客Pleasecome

「そこ滋賀」県始動

京都タワーに案内所 甲賀忍者衣装で出迎え

本文  年間の外国人延べ宿泊客数が約721万人の京都市に対し、滋賀は県全体で約34万人(2017年調べ)と20分の1にも満たない。県は本年度、旅行会社JTBに滋賀の観光案内や宿泊施設の予約、旅行商品の手配などを約500万円で委託した。同センターの年間5~6万人の来所者のうち、1万人に滋賀の魅力を案内してもらうことを目標にしている。

 オープニングイベントで由布和嘉子副知事は「目の前の京都駅から電車で9分。すぐそこにある滋賀で満足の旅を提供できると確信している」とあいさつした。午前10時に開所すると、カウンターに琵琶湖や祭りの映像が流れる中、訪れた外国人観光客が大津市の延暦寺や近江八幡市の水郷のパンフレットを見ながら案内を受けた。

 中国人スタッフの張佳寧さん(28)は「滋賀はきれいな自然を生かしたアクティビティーが魅力。夏はカヌー、冬はスキーを紹介したい」と話した。

 同センターはJTBと京阪ホールディングスが京都タワー3階で共同運営する観光案内所。常時4、5人のスタッフが英語や中国語で対応する。無休。

 「そこ滋賀」プロジェクトでは他に、京都市内のホテルコンシェルジュ向けの研修を8月ごろから実施し、ホテル宿泊客に県内の観光情報を提供してもらう予定。