「お千度の儀」に臨む稚児の岡本善太さん=1日午前9時57分、京都市東山区・八坂神社

「お千度の儀」に臨む稚児の岡本善太さん=1日午前9時57分、京都市東山区・八坂神社

 祇園祭が1日、始まった。今年は山鉾巡行と神輿渡御(とぎょ)が3年ぶりに行われるなど、例年に近い形で実施される。京都市東山区の八坂神社では、前祭(さきまつり)巡行で先頭を進む長刀鉾の稚児が「お千度の儀」に臨み、祭りの無事を祈った。

 午前10時前、今年の稚児の岡本善太さん(11)=高倉小5年=が、禿(かむろ)を務める弟の弦大さん(9)=高倉小4年=、村山一樹さん(12)=京都御池中1年=とともに南楼門を通って本殿に入った。長刀鉾保存会の役員らと、稚児を務めることを神前に報告した。

 各山鉾町では神事始めの「吉符入り」が行われた。夕方から夜には函谷(かんこ)鉾や放下鉾などで、祇園囃子(ばやし)を練習する「二階囃子」が始まり、「コンコンチキチン」の音が祭りの風情を盛り上げる。