一人住まいの木下友江さん(82・仮名)は、エレベーターのない団地の5階に住んでいた。でも数カ月前に足が悪くなり、階段の上り下りが困難になった。

 次の住居が見つかるまで短期入院も考えられていたが、ケアマネジャーや行政の支援で入院することもなく引っ越しができた。でも次第に歩けなくなり寝たきりの状態に。先行きの不安に加え、急激な環境の変化もあってか、友江さんはうつになってしまった。少し認知症もある。

 やすおクリニック(京都市西京区)精神科医の才村泰生さん(61)が