ストーカーの事例や対策などを話し合ったネットワーク会議(京都市上京区)

ストーカーの事例や対策などを話し合ったネットワーク会議(京都市上京区)

 京都府内のカウンセリング機関や行政、警察などの関係者がストーカー対策について話し合うネットワーク会議が1日、京都市上京区のホテルで開かれた。近年のSNS(交流サイト)を使ったストーカーや性被害の事例を基に、加害者への対応やネットモラルの在り方などを議論した。

 京都ストーカー総合対策ネットワーク会議は、被害者保護や加害者の再犯防止など、幅広いストーカー対策を進めるため、2017年から開催している。

 京都府警や府教委から報告があり、高校生カップルが「別れるなら裸の写真をネットにばらまく」とトラブルになったり、生徒の顔写真がわいせつな言葉とともにツイッターに投稿されたりしたケースが紹介された。その後、ストーカー加害者の相談窓口を保健所に設けるといった提案や、中高生のネットモラル向上などの対策を話し合った。

 府警によると、今年1~4月の府内のストーカー規制法違反容疑の検挙は29件、禁止命令と警告は計41件で、いずれも昨年同期より増加しているという。