5年ぶりに花を咲かせた「ショクダイオオコンニャク」(京都市左京区・武田薬品工業京都薬用植物園)

5年ぶりに花を咲かせた「ショクダイオオコンニャク」(京都市左京区・武田薬品工業京都薬用植物園)

開き始めたショクダイオオコンニャク。中央の黄色い付属体を囲む仏炎苞は、満開になるとさらに大きく開く(京都市左京区・武田薬品工業京都薬用植物園)

開き始めたショクダイオオコンニャク。中央の黄色い付属体を囲む仏炎苞は、満開になるとさらに大きく開く(京都市左京区・武田薬品工業京都薬用植物園)

 京都市左京区一乗寺竹ノ内町の武田薬品工業京都薬用植物園で2日、世界最大級の花とされるショクダイオオコンニャクが開花した。高さ約1・5メートルで腐った肉のような臭いを放つなど強烈な存在感で、周囲を圧倒している。

 インドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科植物で、自生地では7年に1度しか咲かないと言われる。薬用植物園では2017年に初開花して以来、5年ぶりの開花という。国内での開花は22例目。

 先月中旬に花芽を確認、その数日後から花の中心部にある「付属体」と呼ばれる部位が伸び始めた。2日は午前5時ごろから付属体を取り囲む「仏(ぶつ)炎(えん)苞(ほう)」が開き始め、名前の由来ともなった燭台のような姿を現した。

 2日ほどでしぼむといい、栽培担当者は「根っこのイモは非常に小さいのに、2度も咲いてよく頑張ってくれた」と話している。

 同園は非公開施設だが、5日までショクダイオオコンニャクのみ特別公開する。午前9時~午後4時。申し込み不要で無料だが、自家用車での来園は不可。075(781)6111。