京都市中京区で喫茶店を営む小野正喜さん(64)は6月末、カウンターでコーヒーをたてながら表情を曇らせた。「節電していても電気代が上がるんですよ」。製氷機の電源を使わない時に切ったり、照明をLEDに替えたりして電力使用量を昨年から約1割減らした。しかし、6月の電気料金は増えた。小野さんは「これ以上の節電は難しい」と嘆く。

 石炭や液化天然ガス(LNG)の輸入価格が高騰し、暮らしを支えるエネルギーの料金が上がっている。新型コロナウイルス禍で落ち込んだ世界経済の回復に加え、ロシアのウクライナ侵攻も重なる。関西電力が示す