小川へと舞い落ちる人形(亀岡市上矢田町・鍬山神社)

小川へと舞い落ちる人形(亀岡市上矢田町・鍬山神社)

 夏至から11日目に当たる半夏生(はんげしょう)の2日、京都府亀岡市上矢田町の鍬山神社で「水無月(みなづき)祭」が営まれた。参拝者らは境内の小川に紙製の人形(ひとがた)を流して半年間のけがれを払い、一年の後半の無病息災を祈った。

 半夏生の日に毎年行っている。本殿での神事では、天岡秀人宮司が新型コロナウイルス感染拡大の終息などを願う祝詞を上げた。氏子が名前と年齢を書き、息を3回吹きかけて事前に持ち寄った1万枚以上の人形も神前に並べ、おはらいをした。

 天岡宮司は小川に架かる橋の上から、人形を罪やけがれと共に流していった。白い人形ははらはらと舞い落ち、氏子らは気持ちを新たにしていた。

 境内の鳥居の前には大きな茅(ち)の輪が設けられ、約50人の参拝者が8の字に3周くぐり、疫病退散を祈願した。