政権に中間評価が下される参院選の投開票が10日に迫った。前回選からの3年間で、府南部も新型コロナ流行や物価高騰など生活を脅かす問題に直面し、政治のリーダーシップを望む声が広がっている。現場の課題を追った。

 早くも猛暑が続く今夏、母親が日傘を差して歩き、子どもを保育園へ送迎していた。「これまで車だったけれど、ガソリン価格の高騰で歩く選択肢も加えた」。木津川市内の40代の母親は先行きの見えない不安感を漏らす。

 原油価格高騰は2021年に入り、新型コロナ禍から世界経済の回復が進むにつれて始まった。22年はロシアによるウクライナ侵攻もあり、拍車がかかる。山城地域でも、