園児2人が死亡した事故現場(大津市大萱6丁目)

園児2人が死亡した事故現場(大津市大萱6丁目)

 大津市で保育園児ら16人が死傷した事故で、大津地検は14日、園児の列に突っ込み、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検された軽乗用車の無職女性(62)=同市=を不起訴処分にした、と明らかにした。処分は同日付。

 地検は、処分理由について、軽乗用車に速度違反や前方不注意がなく、青信号で交差点を直進しようとしたとし、「突然、右折車に衝突され事故を起こし、刑事責任を問える過失は認めがたい」としている。

 事故は5月8日午前10時15分ごろ発生。大津市大萱6丁目の丁字路交差点で、右折中の乗用車と直進の軽乗用車が衝突し、はずみで軽乗用車が歩道で信号待ちをしていた「レイモンド淡海保育園」の園児らの列に突っ込んだ。男児と女児が死亡し、男児=いずれも(2)=が重体、他に園児10人と保育士3人が重軽傷を負った。乗用車を運転していた女性(52)が自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪で起訴されている。