丹波を巡る伊勢大神楽を捉えた写真展(亀岡市古世町・市文化資料館)

丹波を巡る伊勢大神楽を捉えた写真展(亀岡市古世町・市文化資料館)

 丹波の春の風物詩「伊勢大神楽」の写真展が、京都府亀岡市古世町の市文化資料館で開かれている。門前で大きな口を開けた獅子頭にかぶりつかれる子どもや田園風景の中を演奏して歩く一行など、神事芸能を紹介している。

 伊勢大神楽は獅子舞や曲芸で得意先の地域を回り、神札を配布している。伊勢大神楽講社(三重県桑名市)に所属する6組が、国の重要無形民俗文化財に指定されており、そのうち「森本忠太夫組」が、毎年4月下旬から5月ごろ亀岡を巡る。

 会場には100点余りを展示。同展を主催した亀岡おもしろ街歩き隊のメンバーが今春、伊勢大神楽に同行して撮影した。一行に密着しているカメラマンの作品も並べた。獅子舞のほか、刀剣や傘を巧みに扱う芸を捉えている。

 鵜飼均館長は「江戸時代から伝わる亀岡の神事芸能。普段は目にすることのない風景をぜひ会場で楽しんで」と話している。23日まで(月曜休館)。常設展見学料が要る。