「血染めの紅葉」が見頃を迎え、深紅やオレンジに染まる金剛輪寺の三重塔一帯(滋賀県愛荘町松尾寺)

「血染めの紅葉」が見頃を迎え、深紅やオレンジに染まる金剛輪寺の三重塔一帯(滋賀県愛荘町松尾寺)

 近江の古刹(こさつ)「湖東三山」で紅葉が見頃を迎えている。深紅やオレンジに色付いた葉が、境内を錦秋に染め、多くの参拝者を魅了している。


 湖東三山は、西明寺(滋賀県甲良町池寺)、金剛輪寺(愛荘町松尾寺)、百済寺(東近江市百済寺町)の天台宗寺院の総称で、紅葉の名所として知られる。それぞれ約千本のモミジがあり、12月上旬ごろまで山中の境内をあでやかに彩る。
 金剛輪寺では、標高300メートル近い本堂と三重塔付近で「血染めの紅葉」と呼ばれる木々が、ひときわ鮮やかに空を覆う。訪れた人たちは感嘆の声を上げながら、秋景色を仰ぎ見ている。
 登山仲間と三山を巡った三重県津市の女性(69)は「すごいきれい。秋を満喫できた」と笑顔を見せた。