披露されたパネルの前で記念撮影する岡本さん(手前)ら=わかさスタジアム京都

披露されたパネルの前で記念撮影する岡本さん(手前)ら=わかさスタジアム京都

 野球界に多大な功績を残した京都ゆかりの人物をたたえる「京都野球殿堂」の顕彰者がこのほど決まり、15日、記念パネルが設置されたわかさスタジアム京都で除幕式が行われた。本年度は、京都市立第一工業学校(現京都工学院高)出身でプロでも活躍した岡本伊三美(いさみ)さん(88)ら2人が選ばれた。

 殿堂は京都野球協会が創設して6回目。今回は岡本さんのほか、元京都府野球連盟副会長で昨年2月に98歳で亡くなった冨田仁義雄(にきお)さんが選ばれた。岡本さんは南海などで名二塁手として活躍し、近鉄では監督や球団社長も務めた。冨田さんは京都市役所チームの初代監督や同連盟専務理事などを務めた。

 除幕式には約30人が出席。冨田さんの遺族のほか、岡本さんも元気な顔を見せた。同スタジアム内の通路壁面に設置されたパネルを見ながら思い出を語り合った。岡本さんは「西京極は今でも憧れの場所。昔はスタンドがあるこの立派な球場で試合がしたいと頑張った。殿堂入りとは驚きだが名誉なこと」と喜んでいた。