京都上労働基準監督署は22日、労働安全衛生法違反の疑いで、建設業「中井組」(兵庫県川西市)と同社の男性社長(39)を書類送検した。

 書類送検容疑は、5月13日、京都市中京区の10階建てマンションの外壁改修工事で、足場の組み立て作業の主任者に、労働者の安全帯(命綱)の使用状況を監視させなかった疑い。

 同監督署などによると、同日午後3時45分ごろ、安全帯を適切に使用していなかった同社ベトナム人技能実習生の男性=当時(21)=が約22メートル下の2階部分に転落し、死亡した。実習生は安全帯を装着していたが、親綱と呼ばれるロープに掛け渡されていなかったという。