防護柵とゼブラゾーンの区画線が新たに整備された事故現場の交差点(大津市大萱6丁目)

防護柵とゼブラゾーンの区画線が新たに整備された事故現場の交差点(大津市大萱6丁目)

 大津市の県道で5月に保育園児ら16人が死傷した事故を受け、滋賀県が現場の交差点で進めていた安全対策工事が16日完了した。

 滋賀県は滋賀県警との協議を踏まえ、先月27日から工事を始めた。軽乗用車が園児らの列に突っ込んだ丁字路の南北に金属パイプ状の防護柵(高さ約75センチ)を設置し、南側には運転手から交差点が狭く見え、減速させる効果があるゼブラゾーンの区画線を新たに引いた。

 この日は朝から、前日の悪天候で順延された最後の工程に取りかかった。工事業者がコンクリートの基礎に防護柵を固定し、全ての作業を計画通りに終えた。真新しい防護柵に通行人が足を止める場面も見られた。

 工事費は約300万円。県大津土木事務所の担当者は「工事で全ての交通事故を防げる訳ではない。県民の皆さんには誰もが事故の当事者になり得ることを意識して運転してほしい」としている。

 県警は今後、昼間でも見やすい発光ダイオード(LED)信号機に切り替える。