千葉戦でも左サイドから攻撃をけん引したサンガの小屋松(右)。柏戦では今シーズン全試合先発が懸かる=16日、たけびしスタジアム京都

千葉戦でも左サイドから攻撃をけん引したサンガの小屋松(右)。柏戦では今シーズン全試合先発が懸かる=16日、たけびしスタジアム京都

 J2は24日に今季最終節を迎え、7位の京都サンガFCは6位以内のJ1参入プレーオフ(PO)進出を懸け、前節優勝を決めた柏と三協フロンテア柏スタジアムで対戦する。4~6位との勝ち点差は0~2。サンガが勝ち点を積んでも、上位が取りこぼさない限り道は開けない。厳しい条件だが、積み上げてきたパスサッカーで望みをつなぎたい。
 PO進出には複数の条件がある。サンガが勝った場合、4位山形か5位徳島が負けるか、6位甲府が引き分け以下なら勝ち点で上回る。山形、徳島が引き分けて甲府が勝っても勝ち点で並ぶが、次に順位を決める得失点差で劣るため、柏に大勝しない限り順位は入れ替わらない。サンガが引き分けた場合、甲府が敗れ、水戸が引き分け以下なら6位に滑り込む。
 山形、徳島、甲府は下位チームと対戦するが、サンガはJ2最多得点と最少失点を誇る強豪との一戦となる。FWクリスティアーノら強力な外国人を擁し、速攻や前回対戦(0-1)でも失点したセットプレーに警戒が必要だ。
 サンガは前節のホーム最終戦で千葉を破り、約4カ月ぶりの連勝で調子を上げる。中田監督は「守備の献身性など総合力が上がっている」と手応えを示す。一方で、今季全試合先発の左サイドバック黒木を累積警告で欠き、代役がポイント。サンガが強みとするサイドの攻防で優位に立てるかが鍵を握りそうだ。小屋松は「一つのミスが命取りになる。POに進むため、今シーズンの集大成となる試合をしたい」と意気込む。