中央に阿弥陀如来像、右側に親鸞の木像が置かれた阿弥陀堂で営まれた興正寺の法要(京都市下京区)

中央に阿弥陀如来像、右側に親鸞の木像が置かれた阿弥陀堂で営まれた興正寺の法要(京都市下京区)

 浄土真宗を開いた親鸞をしのぶ法要「報恩講」が21日、京都市下京区の東本願寺(真宗大谷派本山)や興正寺(真宗興正派本山)などで始まった。

 大阪府北部地震で使用できない興正寺では、北隣の阿弥陀堂で法要が営まれた。阿弥陀堂には御影堂にあった親鸞像が安置され、同派の華園真暢(はなぞのしんちょう)門主(61)や長女で後継者の沙弥香嗣法(24)らが法要に臨んだ。同寺は今年は団体参拝を受け付けておらず、閑散とした堂内に念仏を唱える声が響いた。

 近くの東本願寺では、世界最大級の木造建築物の御影堂に約2300人が詰めかけた。軽い脳梗塞で入院し今月1日に職務復帰した大谷暢顕門首(88)も、法要の一部に参加した。

 報恩講は真宗門徒にとって最も重要な仏事とされ、同区の佛光寺(真宗佛光寺派本山)、野洲市の錦織寺(真宗木辺派本山)でもこの日、法要が始まった。親鸞の命日の28日まで続く。