駐日デンマーク大使や地元の子どもたちが参加して行われたお田植え祭(南丹市美山町和泉)

駐日デンマーク大使や地元の子どもたちが参加して行われたお田植え祭(南丹市美山町和泉)

 デンマークとの国際交流に住民が取り組んでいる京都府南丹市美山町で16日、交流のシンボルとなる水田のお田植え祭が開かれた。「田(デン)マーク」と銘打ったプロジェクトで、駐日デンマーク大使や地元の小中学生が苗を手植えし、美山町の水田を舞台にした末永い交流を誓い合った。

 住民団体「美山・森の教育プロジェクト」と美山まちづくり委員会が主催。自然を生かした教育に力を入れるデンマーク・ヘルシンゲと2016年から交流を始め、住民の相互訪問などを行っている。日本の文化に触れる場にしようと、同町和泉の18アールの水田を交流の場に設定した。

 お田植え祭にはフレディ・スヴェイネ駐日大使夫妻や美山小・中学校などから約60人が参加。子どもたちは編みがさの早乙女の衣装で大使らと苗を約1アール手植え。水田の一角にはコシヒカリともち米の成長の違いで、デンマークの国旗の模様になるスペースも設けた。スヴェイネ大使は「素晴らしい風景とプロジェクト。両国の協働作業を未来に向けて続けたい」とあいさつ。美山中2年の女子生徒(13)は「お米がデンマークとの交流につながったらうれしい」と話した。秋の収穫でも交流を行う予定。