「祇園小唄」の歌碑に献花する舞妓たち(京都市東山区・円山公園)

「祇園小唄」の歌碑に献花する舞妓たち(京都市東山区・円山公園)

 花街で歌い、舞われ続ける名曲「祇園小唄」をたたえる「祇園小唄祭」が23日、京都市東山区の円山公園で行われた。舞妓たちが歌詞を朗読し、関係者が歌碑に献花した。
祇園小唄は作家・長田幹彦(1887~1964年)が祇園のお茶屋「吉うた」に滞在した折に作詞した。「月はおぼろに東山」などと四季の情景を織り込みながら、舞妓の心情をつづり、京の花街を象徴する曲として愛されてきた。
 式典では、先斗町の舞妓もみ香さん(18)と秀華乃(ひでかの)さん(20)が「祇園恋しやだらりの帯よ」と歌詞を朗読し花を手向けた。集まった愛好者や観光客に歌詞カードを手渡した。
 2人は「姉さんがたから教わり、下の子たちにも順繰りで継がれている」「絶対になくしてはいけない歌だと改めて思いました」と感想を話した。
 京都伝統伎芸振興財団(おおきに財団)と京都花街組合連合会が毎年、歌碑が建立されたこの日に開いている。