小学生12人と多面指しで指導する佐藤九段(八幡市八幡・市文化センター)

小学生12人と多面指しで指導する佐藤九段(八幡市八幡・市文化センター)

 京都府八幡市出身のプロ棋士、佐藤康光九段にちなんだ「佐藤康光杯争奪将棋大会」が16日、同市八幡の市文化センターで開かれた。佐藤九段による多面指しの指導もあり、大人も子どもも、トップ棋士の駒運びを息をのんで見つめた。

 現日本将棋連盟会長の佐藤九段が名人位を獲得したのを記念して始まり、今年で21回目。二段以上から小学3年以下まで5級に分かれ、関西を中心に約250人が出場した。

 開会式で、佐藤九段は「大会を通じて将棋の面白さをつかんでほしい。今年50歳になるが、より活躍できるよう、一局一局大切に戦っていきたい」とあいさつした。

 白熱した対局の一方、佐藤九段らは小学生12人と同時に対戦する多面指しを開始。初心者には金と歩だけで戦うハンディをつけ、適切な一手をアドバイスしながら、後進に胸を貸した。