山科署員の不祥事について謝罪する京都府警の植田秀人本部長(京都府議会)

山科署員の不祥事について謝罪する京都府警の植田秀人本部長(京都府議会)

 京都府警山科署の巡査長が高齢者から多額の現金を詐取したとして逮捕された事件を受け、京都府警の植田秀人府警本部長は17日、京都府議会代表質問の答弁に先立ち、「組織を挙げて特殊詐欺対策にあたっているさなかにこのような事案が発生し、府民の信頼を著しく損ねたことは遺憾で、申し訳ない」と謝罪した。

 京都府警捜査2課は今月15日、詐欺の疑いで、山科署地域課巡査長の男(38)を逮捕。逮捕容疑は、昨年11月8日、職務と称して京都市伏見区で1人暮らしをする男性(78)宅を訪れ、「現金を預かって保管する」などとうそを言って現金500万円を詐取し、同15日にも同様に男性宅で680万円をだまし取った疑い。府警は、巡査長が警察官の身分を示して男性を信用させた上、職務を通じて得た資産情報を悪用した可能性が高いとみて捜査している。