機器を使って「認知、判断、行動」の機能を測る参加者(京都府京丹波町豊田)

機器を使って「認知、判断、行動」の機能を測る参加者(京都府京丹波町豊田)

 高齢者を対象に、運転中の判断力などの機能を測定する講習会がこのほど、京都府京丹波町豊田の豊田区集会所で行われた。参加した23人は自らの能力を知ることで、交通事故を防ぐ思いを新たにした。

 高齢者の事故が増えている現状を踏まえ、安全運転への意識を身に付けてもらおうと、南丹署が管内各地で開いている。

 講習会は「認知、判断、行動」を測定する交通安全向けの機器を使って実施。機器にある赤や黄、緑、白のランプが一つともった瞬間に、足元にある同じ色のマットを踏む。点灯してから反応して踏むまでの時間を測定し、時間が長いほど認知して判断する力が低下していることを示す。

 同署員は「反応の遅れが大きな事故につながる。不安に思ったら、まず家族や警察に車に乗るか乗らないかを相談して」と参加者に呼び掛けた。

 同町豊田に住む男性(83)は「1秒遅れる間に車は進む。その間に目の前に人が飛び出してくることもあるかと思うと怖い」と話した。