飯田照明が開発したハンディータイプ型の紫外線LED照明

飯田照明が開発したハンディータイプ型の紫外線LED照明

 照明機器メーカーの飯田照明(京都市山科区)が医療機器などの殺菌が可能な業界初のハンディータイプ型の紫外線LED照明を製品化した。最新の高照度紫外線LEDを採用し、業界最高水準の照度効率を達成。持ち運びが可能で、医療機器や食品容器の殺菌などで活用が期待される。

 紫外線LED照明「BLACK★STAR DEEP」は、京都市の健康長寿産業事業化促進補助金を活用して開発した。紫外線LEDは、出力などの面で従来の殺菌用蛍光灯よりも費用対効果が悪かった。

 だが、自社でLEDの駆動電流を最適化する高効率の電源回路と、光源部と回路部を放熱部と一体化させた高放熱の筐体(きょうたい)を設計。従来比で約30%効率改善したLEDを採用するなどして、高出力を実現した。

 LED照明は省エネで長寿命、水銀を使わないため、環境や人体への負荷が少ない。医療器具や牛乳パックなどの殺菌のほか、紫外線硬化樹脂やインクなどの硬化用にも応用できる。想定価格帯は28万~48万円程度。同様の技術で細長い直管型タイプの照明も同時発売した。