日本新薬は18日、血液がんの関連疾患「肝類洞閉塞(へいそく)症候群(肝中心静脈閉塞症)」の治療剤「デファイテリオ」が、厚生労働省から製造、販売の承認を受けたと発表した。国内では初めてで、9月ごろに販売を始める。

 この疾病は、血液がん治療の一つで造血幹細胞移植や化学療法後にみられる合併症で、体重増加や腹水、黄疸(おうだん)などの症状を伴う。

 治療剤はアイルランドの製薬企業ジャズ・ファーマシューティカルズが開発し、すでに欧米35カ国で販売。日本新薬は同社から開発・販売権を導入した。

 厚労省はデファイテリオを「希少疾病用医薬品」に指定。利用患者は年200人未満と推定され、日本新薬は予防剤としての製造、販売の承認取得も目指す。