京都府庁

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 2016年に京都府立中丹支援学校(京都府福知山市)で、前屈運動中の高等部の生徒(16)=当時=が教員に背中を押されて脚を骨折する事故があり、府は25日までに生徒に169万円の損害賠償を支払うことを決めた。金額を定めた専決処分議案を12月2日開会の府議会定例会に提案する。
 府教育委員会によると16年10月、自立活動の授業中、重度の障害がある生徒が地面に座って柔軟体操の前屈を行っていた際、教員が背中を押して大腿(だいたい)骨が折れたという。教員が異音に気付き病院に搬送したが、入院や通院で治療に約1年を要した。
 賠償額は治療費や交通費、慰謝料から算定した。府教委は「安全配慮義務に問題があった。今後は常に状況の変化を把握するよう徹底したい」としている。