JR松尾寺旧駅舎内に設けられたカフェ。舞鶴茶などが楽しめる(舞鶴市吉坂)

JR松尾寺旧駅舎内に設けられたカフェ。舞鶴茶などが楽しめる(舞鶴市吉坂)

 国の登録有形文化財JR松尾寺駅旧駅舎(京都府舞鶴市吉坂)に、舞鶴産のお茶などが楽しめるカフェが27日にオープンする。近くには西国三十三所観音霊場29番札所の松尾寺や紅葉名所の金剛院があり、参拝者へのおもてなしや地域住民の交流の場を目指す。

 駅舎は1922年に建てられた木造平屋建て。地元の保存要望を受け、2008年にJRが市に譲渡した。住民らでつくるNPO法人「駅舎と共にいつまでも」が観光交流施設として活用している。

 同法人はイベントなどに利用してきたが、活性化のために常時活用できる方法がないかと考え、以前松尾寺の門前で茶房を営業していた「お茶の流々亭」に声を掛け、カフェを新設することにした。

 舞鶴茶の上煎茶や府内産の玉露を自らいれて楽しんだり、サイダーで割ったり、オレンジやアイスクリームをトッピングできるメニューも用意。両丹地域の抹茶を使ったケーキや茶葉も販売する。

 3月末まで実証実験として営業し、利用者へのアンケートも踏まえ、市は営業行為を規定する条例改正を目指す。同法人理事長の福村暉史さんは「レトロな駅舎にマッチしたカフェで、いろんな人が交流する場所になれば」と期待する。

 26席。営業は、火~土曜の午前9時~午後5時。