色濃く熟したアドベリーを収穫する福井さん(高島市安曇川常磐木)

色濃く熟したアドベリーを収穫する福井さん(高島市安曇川常磐木)

 滋賀県高島市安曇川町地域の特産「アドベリー」の収穫がこのほど始まった。みずみずしい生の味が楽しめる果実が色濃く熟し、栽培農家が雨よけハウスで作業に汗を流している。

 アドベリーは高島産ボイズンベリーの愛称。果実は雨に弱く、日持ちしないため、ジャムや和洋菓子、ジュースの材料に利用され、生の状態ではほとんど流通しない。

 同地域では2003年に生産協議会を結成し、主産地のニュージーランドから株を譲り受けた。農家6戸が栽培し、昨年は約5トンを出荷した。収穫は7月初旬まで続く。栽培農家の福井俊一さん(81)=同町常磐木=は「色付きも甘みも上々」と目を細める。

 道の駅「藤樹の里あどがわ」(同町青柳)で23日午前9時~午後4時にイベント「アドベリー収穫祭」がある。早朝に安曇川高生が手摘みしたアドベリーを販売し、スイーツやジュースなど加工品も並ぶ。同協議会事務局の市商工会0740(32)1580。