鉄道の歴史と東山区のまちの変遷を解説した講演会(東山区役所)

鉄道の歴史と東山区のまちの変遷を解説した講演会(東山区役所)

 京都市東山区の区制90周年記念講演会「東山の歴史を学ぶ!」がこのほど、区役所で開かれた。鉄道友の会京都支部副支部長の島本由紀さんが、区内を走る鉄道の歴史を通して見える街の移り変わりを解説した。

 島本さんによると、官営鉄道の京都-山科駅間が1880(明治13)年に開通したが、当時は稲荷駅を経由する路線だった。東山トンネルが完成したことで、1921(大正10)年にトンネル経由で京都駅と山科駅が結ばれる今の東海道線の姿になったという。

 また、1910(明治43)年の京阪電車天満橋-五条駅開通時の様子などを解説。祇園祭の宵山の雑踏を背景に地上を走る電車や、構内に売店が並んでいた地上駅時代の京阪三条駅を映した写真のほか、昨年、廃止後40年を迎えた京都市電を記録した写真も紹介した。区民約150人が集まった会場からは懐かしがる声がもれた。

 同区はこの講演をスタートに今後、2回の歴史イベントを催す。