関西で唯一の米軍基地、米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市、2015年撮影)。Xバンドレーダーが日本海沿いに配備されている。

関西で唯一の米軍基地、米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市、2015年撮影)。Xバンドレーダーが日本海沿いに配備されている。

 京都府は21日、京丹後市の米軍経ケ岬通信所で騒音対策として夜間や週末の稼働を控えるよう求めていた発電機が再び夜間も稼働したとして、近畿中部防衛局を通じて米軍に抗議したことを明らかにした。米軍は、「施設内で商用電力設備のメンテナンスを行っており、やむを得ず稼働した」と回答したという。21日昼時点でも稼働している。

 府によると18日夕、同局から「発電機が稼働している」と連絡があり、19日に発電機の即停止と住民への影響を最小限にするよう申し入れたという。

 同通信所周辺では2014年の開設当初から発電機による低周波騒音などが問題となり、米軍は夜間や週末の稼働停止を求める府などの要望を受け2018年9月から商用電力を導入。しかし、今年5月12~26日には「発電機のメンテナンス」として夜間も稼働。今月5日、府は改めて稼働停止や情報提供を求め、米軍側も了承したところだった。