甘酢に漬け込まれてピンク色に染まった日野菜(日野町鎌掛)

甘酢に漬け込まれてピンク色に染まった日野菜(日野町鎌掛)

 滋賀県日野町特産の日野菜の漬け込みが最盛期を迎えている。甘酢の香りが広がる中、農家の女性らが作業に追われている。


 日野菜はカブの一種で、同町鎌掛(かいがけ)が発祥地。町内の農家約50軒が計約6ヘクタールの畑で、独特の苦さと辛みが特徴的な原種を栽培している。今年は9月中旬~12月中旬に約20トンの収穫を見込んでいる。
 同町鎌掛のJAグリーン近江の加工場には、農家が朝に収穫した日野菜を運び入れる。地元の主婦ら10人が手分けして長さ20~30センチの日野菜を約4センチに切り分け、塩漬けにして水分を抜き、甘酢に葉ごと漬け込む。紫と白色の根部は、5日間ほどで鮮やかなピンク色に染まる。
 1本丸ごと漬ける姿漬けと切り漬けを生産し、来年2月末までに計約6万袋を出荷する予定。