災害時の集合場所に設置したプレートを指し示す堀尾さん(左)ら=京都市東山区

災害時の集合場所に設置したプレートを指し示す堀尾さん(左)ら=京都市東山区

 京都市東山区・六原学区の住民が、災害時の集合場所を示すプレートを作り、学区内の集合場所に取り付けた。避難訓練で住民から「集合場所が分かりにくい」との声が上がったため、「一目で分かる目印を」と、住民組織の六原まちづくり委員会が企画した。

 プレートはA4判サイズ。集合場所であることと町名や、避難時の注意事項を記した。京都産ヒノキの間伐材を材料にした。

 集合場所は、住民が災害時に集まり、安否確認を行うなどして避難場所に移動する。六原学区には25カ所ある。9日に同委員会防災まちづくり部会のメンバーや東山消防署員ら10人が地域を回り、23カ所にプレートを設置した。今後、残る2カ所にも整備する。

 六原学区は住民主導の先駆的な防災の取り組みで知られている。3年前には、避難や救助に役立てるため、学区内にある約70カ所の細い道に名前をつけて銘板を設置。通り抜け可能な道は「小路」、抜けられない袋路は「路地」と区別して名付ける工夫を凝らした。

 同委防災まちづくり部会事務局長の堀尾豊さん(64)は「高齢者や木造住宅の密集地が多い地域。住民が自分の命を守り、周りの人の安否を速やかに確認できる仕組みをさらに充実させていきたい」と話す。