宮津市内を走る路線バスの維持が運転手不足から困難になるという説明を聞く市地域公共交通会議の出席者(京都府宮津市鶴賀・市福祉センター)

宮津市内を走る路線バスの維持が運転手不足から困難になるという説明を聞く市地域公共交通会議の出席者(京都府宮津市鶴賀・市福祉センター)

 京都府宮津市地域公共交通会議が1日、市福祉センター(同市鶴賀)であった。丹後地域の路線バスを運行する丹後海陸交通(与謝野町)の運転士不足から「市内6路線の維持が困難」との方針が示された。来年4月から乗り合いタクシーなど代替交通の導入を含めた公共交通機関の検討が始まった。

 会議には自治体や事業者、地域住民の代表ら委員約30人が出席。市の担当者が路線バスの利用状況などを報告し「運転士不足が深刻だ。6路線(日ケ谷、波見、日置世屋、上宮津、田井、島陰新宮)の維持が困難」という同社の現状を説明した。

 路線バスに代わる交通手段としては、事前予約制のデマンド型交通や、公共交通空白地有償運送を取り入れることも含めて協議していく。市内外を結ぶ路線についても増客対策を進めるとした。

 同会議の今井一雄会長は「地域に見合った公共交通を確保するため、スピード感を持って取り組みたい」と話した。

 会議では来年2月をめどに、具体的な交通手段の方針を決める。