京都地裁

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 京都市内の大学生らで構成されるスカウトグループが街頭で声を掛けた女性を性風俗店へ紹介したとされる事件で、職業安定法違反の罪に問われたグループ創設者(30)ら男3人の判決が25日、京都地裁であった。柴山智裁判長は「組織的で職業的な犯行」として、創設者の男に懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 ほかにスカウトまとめ役の男(23)に懲役1年8月、執行猶予3年(同2年)、スカウト役の大学生の男(22)に懲役1年4月、執行猶予3年(同1年6月)を言い渡した。

 柴山裁判長は、性風俗店で働く女性から継続的に利益を上げていたと指摘し、創設者については「組織を立ち上げ、他の共犯者より重い責任がある」と述べた。一方、女性に恋愛感情を抱かせて借金を負わせ、風俗店で勤務させたと検察側が主張した点は「女性の自由意思を奪うものではない」と退けた。

 判決によると、グループ代表の男らと共謀し、2017年3月と同7月、京都市の女子大学生ら2人を大津市内の性風俗店に紹介し、雇い入れさせた。

 一連の事件では、同志社大生ら計6人に有罪判決が出ている。