京都府立大の学生に教わりながら、桐油の生産地図を作成する生徒たち(京都府舞鶴市・東舞鶴高)

京都府立大の学生に教わりながら、桐油の生産地図を作成する生徒たち(京都府舞鶴市・東舞鶴高)

 東舞鶴高(京都府舞鶴市泉源寺)で24日、府立大文学部歴史学科の准教授や学生から、地元の歴史を学ぶ授業が始まった。同学科の研究の一つで、幕末~明治期にかけて舞鶴が全国有数の産地だった「桐油(とうゆ)」について知り、ふるさとの歴史への関心を高めた。

 府立大は地域貢献型特別研究として、舞鶴市内で文献などを調査している。授業は、研究の一端に触れ、地元の歴史や進路選択の一環としての大学を知る目的で計4回実施。初回のこの日は、2年生35人が参加した。

 東昇准教授は、アブラギリの種子から採れる桐油が傘の防水や灯火に広く用いられた歴史を説明した。生徒たちは明治時代の生産量データを基に、舞鶴市内の桐油生産地図を作成し、「西舞鶴駅付近に多い」「斜面や海の近くに集中している」などと分布傾向を分析していた。

 高校生(16)は「アブラギリの花を見たことがあり、歴史を身近に感じた」と話していた。