京都府庁

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 京都府は25日、乙訓2市1町の上水道で異臭がすると苦情が相次いでいたため乙訓浄水場で実施した臨時水質検査の結果について、すべての項目は基準値以内で異常はなく飲用に問題はない、と発表した。異臭の原因は同浄水場から供給される府営水道水であることが分かっており、引き続き原因の究明を進めるとしている。

 乙訓地域の水道水は、嵐山上流の桂川から取水し乙訓浄水場(京都市西京区)で浄化された府営水道水と、地下水をそれぞれ約半分ずつ混ぜて供給されている。

 2市1町によると21日以降、各家庭から「水道水の塩素臭がきつい」などの苦情が相次ぎ、25日までに計約160件に達した。調査の結果、府営水道水で異臭が発生していることを確認しており、府が21日に採取した水について臨時の水質検査を実施した。

 その結果、臭いの原因となる物質に関連する16項目などを含む計21項目は基準値内で水質に問題はなかった。府は、水道管内の排水作業などを行い、23日に乙訓浄水場内で異臭がほぼないことを確認した。ただ、水道管の末端部分に当たる地域などでは臭いが残っている可能性もあるという。

 2市1町の各担当課は「府から飲用に問題はないとの報告を受けているが、異臭の原因を速やかに究明してほしい」としている。