鷹山保存会の囃子方から指導を受け、鉦を鳴らす児童たち(京都市上京区・御所東小)

鷹山保存会の囃子方から指導を受け、鉦を鳴らす児童たち(京都市上京区・御所東小)

 祇園祭について学ぶ特別授業が26日、京都市上京区の御所東小であった。7月の同祭で、山の代わりに唐櫃を運ぶ形で193年ぶりに巡行復帰する鷹山保存会の囃子(はやし)方14人が講師を務め、4年生約40人に鉦(かね)の鳴らし方を教え、一緒に祇園囃子を奏でた。

 鷹山は、1826年の豪雨で懸装(けそう)品が損傷して以来「休み山」になった。有志たちが4年前に保存会を立ち上げ、復興を目指している。

 授業は総合学習の時間を活用し、児童たちが鉦を実際に鳴らした。「鉦の上、下、中央をたたき分ける」と囃子方から教えてもらい、リズム良く鉦の音色を響かせた。

 保存会理事長の山田純司さん(64)らは、鉦、笛、太鼓の音色が合わさって囃子になることや、祇園祭には1150年の歴史があることを紹介した。

 同校の男子児童(9)は「鉦をうまく鳴らすのが難しかったけど、めったにできない体験ができて良かった」と喜んでいた。