美しい色や繊細な表現の162点が堪能できる京都日本画家協会第7期展(京都市中京区・京都文化博物館)

美しい色や繊細な表現の162点が堪能できる京都日本画家協会第7期展(京都市中京区・京都文化博物館)

 京都日本画家協会の第7期展(京都新聞など主催)が26日、京都市中京区の京都文化博物館で始まった。若手から重鎮までの新作162点が並び、京都の日本画らしい繊細な色と伝統に根差した表現が堪能できる。

 同協会は戦時下の1941年、画家の仕事や社会的立場を守るために設立された。所属団体の枠を超えて日本画の振興を目指し、現在は562人が所属する。2013年以降、3年かけて全員の作品を見せる展覧会に取り組み、今回は3巡目の初年度に当たる。

 上村淳之さんの「月の水辺」は月の輝く地に3羽の鳥が、はかなくも高貴な表情を見せる。若手の顧洛水さんの「夢の如(ごと)くⅪ」は、裸の女性に月と花びらが重なり、静かな雰囲気に引き込まれる。

 理事の西久松吉雄さんは「20代から80代までの作家が、世代や会派の違いを超えて刺激を受け合う貴重な場。生で見ると絵肌の感じや作家の思いも伝わるので、ぜひ会場に来てほしい」と話している。

 会期中、毎日午後1時半からギャラリートークがある。30日まで。無料。