大津市は、市営斎場(大津聖苑、志賀聖苑)の火葬料金を約67%値上げする。関連条例案を開会中の市議会6月通常会議に提案しており、可決されれば2020年度から適用する。料金改定は12年ぶり。

 値上げ後の料金は、大人の場合で大津市民2万円、市民以外10万円となる。子ども(12歳未満)も同じ比率で引き上げる。

 市によると、火葬にかかる原価は1件当たり約3万9千円で、現行の市民料金1万2千円の約3倍かかっている。近隣では京都市や高島市などが市民料金を2万円程度に設定しているという。全国58の中核市の平均は9190円(無料の市を含む)。

 大津市戸籍住民課は「火葬は風土や風習が関係するもので、地理的な要素を考慮し新料金を設定した」としている。市営斎場の火葬件数は18年度3294件で97%が市民の利用だった。