試験点灯で、暗闇に浮かび上がるモミジと雪つりが施された松(米原市米原・青岸寺)

試験点灯で、暗闇に浮かび上がるモミジと雪つりが施された松(米原市米原・青岸寺)

個展のために日本画の新作を手掛けた西川さん

個展のために日本画の新作を手掛けた西川さん

 滋賀県米原市米原の青岸寺の庭園でライトアップが29日から始まる。点灯期間中に、同市出身の日本画家の個展や、読経に合わせて描いた絵を寺院の空間に映し出す「経画」などの催しが開かれる。

 青岸寺の庭園は、観音が住む補陀落山(ふだらくさん)の世界を表現し、国の名勝庭園に指定されている。雪つりが施された松や、モミジが淡いオレンジ色に照らされ、いつもとひと味違った風景を楽しめる。
 個展を開く日本画家西川礼華さん(30)は、京都市立芸術大大学院を修了。2016年度、県が若手芸術家に贈る「次世代文化賞」を受賞した。個展のために仕上げた2枚の大作は、朽ちていく花をデッサンする中で生まれたイメージを基に制作した。畳の上に設置した作品は、堂内の雰囲気と響き合う。「座って鑑賞して、新しい感覚を発見してもらいたい」と話す。
 ほかにも、アカペラコンサートが14日に、「経画」が15日に催される。ライトアップは12月15日まで午後6時~8時半に行う。火曜休。有料。