京都地裁

京都地裁

 私立の通信制高校「つくば開成高校京都校」(現京都つくば開成高校、京都市下京区)の校長から勤務中にセクハラ行為を受け精神障害を患ったとして、東海地方の元講師の女性(32)が、当時の校長(66)などに対して慰謝料など約7千万円の支払いを求めた訴訟の判決が28日、京都地裁であった。久留島群一裁判長は、「立場の違いに乗じて性的自由を侵害した」とセクハラ行為を認め、元校長側に約594万円の支払いを命じた。

 判決によると、2012年4月~同年7月、女性が講師として勤務していた同京都校の校長から、校内で抱きしめられたり、胸を触られたりしたほか、他の通信高校の視察帰りにラブホテルに連れて行かれ同意のない性交渉を強いられた。女性は、うつ病や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症し、休職。13年には、セクハラ行為に伴う休業が労災認定された。