自民党の谷垣禎一元総裁が特別顧問を務める政策グループ「有隣会」は27日、東京都内で緊急総会を開き、遠藤利明元五輪担当相を代表世話人に昇格させる人事を承認した。現在2人の代表世話人のうち、逢沢一郎元国対委員長は顧問に就いた。
 求心力の中心だった谷垣氏が自転車事故によるけがで政界を引退してから約2年たつ。7月には流れをくむ岸田派(宏池会)と幹部同士が会合するなど派閥への合流や派閥化も検討しているとみられ、幅広い人脈を持つ遠藤氏が主導することでグループの結束維持を図っていく狙いだ。
 一方、同グループの所属国会議員は24人だが、派閥との掛け持ちも多い。最近の会合は出席者が10人に届かないことも多く、合流や派閥化すると離れる議員も一定数いるとみられる。