前夜祭で健闘を誓う許碁聖(左)と羽根九段(29日午後7時14分、京都市中京区のホテル)

前夜祭で健闘を誓う許碁聖(左)と羽根九段(29日午後7時14分、京都市中京区のホテル)

 京都新聞創刊140年を記念し、第44期碁聖戦5番勝負第1局が30日、京都市左京区の金戒光明寺で開幕する。29日には前夜祭が中京区のホテルであり、初防衛を目指す許家元碁聖(21)と、挑戦者の羽根直樹九段(42)が健闘を誓い合った。

 前夜祭には囲碁ファンら約130人が参加した。羽根九段が「7年ぶりのタイトル戦で全力を出し切るしかない。大変な相手だが自分を信じて戦うだけ」と話し、許碁聖も「お寺で打つのは初めてで、とても楽しみ。羽根さんの調子もいいので厳しい戦いになる」と意気込みを語った。

 対局の見どころについて、立会人の林海峰名誉天元は「許碁聖は戦いの碁、羽根さんは相手に合わせるタイプ。展開はやってみなくてはわからない」と述べた。主催者を代表し、京都新聞社の山内康敬社長や日本棋院理事長の小林覚九段らがあいさつした。

 対局(非公開)は30日午前9時に始まる。大盤解説会は午後2時から、京都市中京区の京都新聞文化ホールである。有料。