江戸にちなむ展覧会のチラシが並ぶ会場(滋賀県湖南市・甲西図書館)

江戸にちなむ展覧会のチラシが並ぶ会場(滋賀県湖南市・甲西図書館)

 江戸時代に関する全国各地の展覧会のチラシを集めたユニークな企画展が、滋賀県湖南市中央5丁目の甲西図書館で開かれている。浮世絵など暮らしや文化を伝える絵図もあり、来館者が見入っている。

 開館30周年記念の一環で、時代小説作家今村翔吾さんの講演会に合わせ、小説の舞台「江戸」に親しんでもらおうと企画。井上勝館長が趣味で収集したチラシを並べた。

 展示しているのは1984~2019年に県内外の美術館や博物館、資料館で開催された展覧会のチラシ計122点。葛飾北斎ら江戸期の人物や美術、伝統芸能、歴史風俗などテーマは多岐にわたり、各館がさまざまな切り口で企画している。琳派や近世日本の絵画など絵図や歴史人物の関連資料も数多く掲載され、カラフルなデザインも目立つ。

 井上館長は「チラシから時代の生活文化がうかがえ、興味深い。懐かしい展覧会も多く、江戸期や時代小説に関心をもってもらえれば」と話す。30日まで。無料。