ミロの彫刻が並ぶ会場(大山崎町大山崎・アサヒビール大山崎山荘美術館)

ミロの彫刻が並ぶ会場(大山崎町大山崎・アサヒビール大山崎山荘美術館)

 大山崎町大山崎のアサヒビール大山崎山荘美術館は、企画展「ジョアン・ミロの彫刻」を開催している。同美術館所蔵のミロの彫刻14点と絵画を合わせた計16点を展示。20世紀を代表する、スペインの芸術家の作品に来館者たちが熱心に見入っている。

 同美術館が夏のコレクションとして企画した。ミロの所蔵品を一挙に公開するのは今回が初めてという。

 ミロ(1893~1983年)は、画家を目指しバルセロナの芸術学校へ進学し、陶器や壁画、モニュメントなど多彩な作品を生み出した。10代後半から興味を持ったという彫刻は、パンや皿、缶など身の回りにある対象を独特の組み合わせで創作している。

 メイン会場「夢の箱」には、亡くなる2年前に制作した傑作「人物」をはじめとする彫刻作品を前後左右から間近で鑑賞することができる。高さ1メートル超の「頭と鳥」は、「靴型」のような形を使って表現している。

 川井遊木学芸員は「彫刻がまとめて展示される貴重な機会。ぜひ実物を見て楽しんでほしい」と話す。

 9月1日まで。月曜休館(7月15日、8月12日は開館し、いずれも翌日休館)。一般900円、高校生・大学生500円、中学生以下無料。問い合わせは同美術館(957)3123。(梶原蓮菜)