本殿に供え物を運ぶ園児(大津市神宮町・近江神宮)

本殿に供え物を運ぶ園児(大津市神宮町・近江神宮)

 この半年のけがれを払い、無病息災を祈願する「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」の30日、大津市神宮町の近江神宮では饗宴(みあえ)祭が行われた。強い雨の中、約130人の参列者が集まり、古代の湖国で食されたとされる品々を保育園児が神前に供える様子を静かに見守った。

 祭神の天智天皇が置いた大津京をしのび、毎年行われている。境内にあるよいこのもり保育園の園児が、フナの包み焼きやセタシジミ、ちまき餅など10品を台に乗せ、少し緊張した面持ちで本殿に運んだ。また、巫女(みこ)が神楽「浦安の舞 鈴の舞」を拝殿で披露した。

 その後、参列者は無事に夏を過ごせるよう薬膳料理を食べた。

 稲穂を供えた女児(5)は「ちょっと重くて階段を上がるのが大変だったけどうまくできた」と話した。