かがり火を照らし、見事な手縄さばきを披露する鵜匠(1日午後7時19分、京都市右京区・大堰川)

かがり火を照らし、見事な手縄さばきを披露する鵜匠(1日午後7時19分、京都市右京区・大堰川)

 夏の風物詩「嵐山の鵜飼」が1日夜、京都市右京区の渡月橋上流の大堰川で始まった。かがり火の炎が水面に揺らめく中、鵜匠が手縄で巧みに鵜を操り、観客を幻想の世界にいざなった。

 嵐山の鵜飼は平安時代から行われていたとされる。現在は嵐山保勝会と嵐山通船が実施している。

 川開きの神事の後、外国人初の鵜匠コリヴォー・ラリッサ・カテリンさん(30)ら2人が黒装束に烏帽子(えぼし)と腰みの姿で舟に乗り、「ホーホーホー」「さあおらんか」との掛け声や舟を櫂(かい)でたたくリズムとともに鵜を水中で操った。鵜が魚を捕らえてはき出すと、観客から歓声が上がった。

 嵐山の鵜飼は9月23日まで。「宇治川の鵜飼」(宇治市)はこの日、増水のため中止になった。