茶会の招待者にお言葉を述べられる天皇陛下(28日午後2時5分、京都市上京区・京都御所)=代表撮影

茶会の招待者にお言葉を述べられる天皇陛下(28日午後2時5分、京都市上京区・京都御所)=代表撮影

 京都市に滞在中の天皇、皇后両陛下は28日午後、上京区の京都御所で、西日本の各界代表者を招いた茶会を催し、歓談された。両陛下は京都、奈良での天皇陵参拝など即位に伴う一連の儀式を終え、新幹線で帰京した。


 茶会には西脇隆俊京都府知事、三日月大造滋賀県知事ら行政関係者や教育、宗教、経済、福祉団体など各界から547人が招かれた。
 春興殿南側の特設会場で午後2時すぎから約30分間行われ、天皇陛下は「京都の地において皆さまと共にひとときを過ごすこと、誠にうれしく思います。人々の幸せと地域の一層の発展を祈ります」とあいさつ。水色のロングドレス姿の皇后さまと寄り添い、穏やかな表情で山中伸弥京都大iPS細胞研究所長らと交流を深めた。
 この日午前には伏見区の明治天皇陵を参拝し、即位の礼や皇位継承の重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」の終了を報告した。
 両陛下はJR京都駅から帰途に就く際、構内や八条口のロータリーを埋めた市民らの歓声に応じて何度も立ち止まり、笑顔で手を振った。岡山市から旅行で訪れた会社員の女性(54)は「皇后さまがお元気そうで安心した。体調に気をつけてお務めしていただきたい」と話していた。