作業工程の動画と内容を送信するQuinyのウェブアプリの画面

作業工程の動画と内容を送信するQuinyのウェブアプリの画面

 工場のロボット導入を支援するQuiny(京都市下京区、京都リサーチパーク内)は、作業工程の動画から最適なロボット構成を選定するウェブアプリ「QuinyApp β版」の配信を今月から始めた。自動化したい作業内容をスマートフォンで動画撮影して送信すると、同社がロボットや自動機の構成と見積もりを提示するサービスで、FA化(自動化)のニーズに即応して現場をサポートする。

 人手不足が深刻化する中、工場での省力化や無人化のニーズが高まっている。だが、FA化にコストと導入期間の懸念が大きな壁となっていると感じた同社は、ロボットや自動機の導入を希望する利用者がスマホで気軽に相談できるシステムを開発した。
 利用者は、工場での作業工程をスマホで撮影し、動画をアプリで送信。同社は蓄積してきた独自のデータベースを活用して動画から作業内容を解析。自動化の構成や概算見積もりをおおむね2週間以内に提案することで、導入までの期間とコストを大幅に短縮できる。
 同社の村中伸滋社長はこのビジネスプランで先月金沢市で開かれた「スタートアップビジネスプランコンテストいしかわ」で優秀起業家賞を受賞した。村中社長は「自動化のために何をしたらいいか分からない企業は多い。その解決のきっかけとして、気軽に使ってみてほしい」としている。
 スマホでアクセスするアプリのアドレスは、https://quiny.co.jp/quiny_app/
 同社は、人手不足と生産性向上の問題を解決するためにロボットメーカーや自動機メーカー、システムインテグレーターと協力して2019年2月に京都リサーチパークで設立された。