新たに設置された記念碑と、甲子園に出場した当時の3年生たち(膳所高第2グラウンド)

新たに設置された記念碑と、甲子園に出場した当時の3年生たち(膳所高第2グラウンド)

 昨春の第90回選抜高校野球大会に59年ぶりに出場した膳所(滋賀県大津市)の足跡を刻んだ記念碑が、同高のグラウンドに設置された。次の甲子園を目指す球児たちを見守っている。

 同高は21世紀枠で出場を果たし、データを駆使する守備シフトなどで注目された。大会後、草津市内で石材店を営む卒業生の山邑英之さん(58)から寄贈の申し出を受けた。

 学校近くの第2グラウンド入り口に設置。3年生17人を含む全部員とコーチ陣の名前が入る。隣には、過去に同高が甲子園に出場した春夏計5度の記録を刻んだ石碑も並べた。上品充朗監督は「膳所の歴史を示す証しになる。今後も新たな碑を増やせるよう努力したい」と喜ぶ。

 甲子園の土を踏んだ3年生はそれぞれの道へ旅立った。当時のエースで京大に進んだ手塚皓己さんは「立派な碑ができてうれしい。甲子園の大観衆と最高の応援は忘れられない」と声を弾ませた。